2007年10月09日(火)
金融市場は依然として不安定・セントルイス連銀総裁
[要人発言]
セントルイス連銀のプール総裁は9日の講演で、金融市場が8月の変動が一服したようにみえるものの、依然として不安定と述べた。だが、景気の下ぶれリスクが高まっているというわけでもなく、むしろ先週末に発表された9月の統計が10万を超える雇用増だったことを挙げてリスクが限定的なことに言及した。総裁はまた、8月の雇用が速報段階での減少から8万9000人増加に修正となったことも指摘、特定の経済指標を重視しすぎることは間違いであることを示したとも述べた。
講演では住宅市場について取り上げ、引き続き問題視されることを強調した。総裁は当初の予想以上の情勢悪化といい、また向こう数ヶ月間弱含んだままであると見通した。この他、米連邦準備理事会(FRB)の役割についてもコメント。市場の秩序を保つ責任はあるが、問題のある投資を救済する必要も意向もないと述べた。また市場の自律回復については、時間はかかるとしながらも実現するとの自信をみせた。
Posted by 直 10/9/07 - 14:45



