2007年10月10日(水)
米景気後退回避の確率は5割以上・グリーンスパン前FRB議長
[要人発言]
グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長は10日にニューヨーク市内で行った講演で、米景気後退を回避する確率は5割以上との見方を示した。それでも成長ペースの鈍化は免れないともコメント。来年1-3月期まで景気のスローダウンは続くと見通した。前議長は、米国はもちろん世界的に景気の行方を握るのは住宅価格という。需給のだぶつきにより下落は必至であり、あとは値下がりペースが景気の減速度を決めるという。
前議長はこのほか、中国経済について触れ、成長ぶりに目を見張るものがあるとコメントした。過熱感はあるものの、なお発展し続けているともいう。あるタイミングでスローダウンするとともに、他の東アジアの国との競争が厳しくなり得るとの認識を示しながら、北京五輪が終わるまでは勢力が落ちることはないだろうと見通す。さらに、中国のインフレ上昇は食品価格によるところが大きいことを指して重視すべき問題ではないとの見方を示した。
Posted by 直 10/10/07 - 14:06



