2007年10月22日(月)
FRB、金融市場正常化のために必要な措置講ずる
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のクロズナー理事は22日早朝に銀行会議で講演し、FRBが金融市場の機能正常化、持続的な経済成長と物価安定を確保するために必要な措置を講ずると述べた。理事の講演は金融市場の変動を取り上げ、資産担保証券の一種であるCDOやCLO市場は依然として不安定であるという。市場が立ち直るには時間を要し、また回復しても従来とは違うとコメント。市場が崩れたのもこうした商品への投資に関する情報不足が起因したためであり、将来売り手は詳しい説明を提供し、買い手も十分な知識を得る必要があるとした。理事はFRBが市場の展開を監視すると述べ、また9月の利下げが市場改善に寄与したとも語った。
連銀高官ではミシキンFRB理事も週末にカナダで講演、原油価格の高騰が金融政策を決めることはないとの見解を示した。ミシキン理事は原油高による物価上昇への対応として金利を引き上げるのは当局の目標に反してインフレや雇用をより不安定にさせるだけで悪い金融政策という。一時的な展開に応じるよりも長期的なインフレ期待に基づいた政策運営が好ましいとの見方も示唆。また、物価の全体像をみながらもコア物価に焦点をあてた方針への支持もみせた。
Posted by 直 10/22/07 - 09:30



