2016年09月13日(火)
16/17年豪州小麦生産見通し、2807.9万トンに上方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は13日に発表した四半期ごとのクロップレポートで、2016/17年度の国内小麦生産が2807万9000トンになると見通した。6月時点での2538万4000トンから引き上げ、3月に初回予測を発表して2回連続の上方修正である。前年比にして10.6%の増加で、過去2番目の高水準になる。作付は1271万8000ヘクタールから1291万8000ヘクタールに改定し、この結果、前年の1279万3000ヘクタールから従来の減反から1.0%の増加の見方にシフトした。
ABARESは、オーストラリアの冬の間、作物の生育に非常に適した状態となり、春が始まった時点で作柄も全般に良好と評価した。この結果、小麦を含めて冬作物の見通しを引き上げたという。ただ、最新予測は春にタイムリーかつ十分な降雨に恵まれることを前提にしているともコメント。特に、ウエスタンオーストラリア州の小麦見通しを大幅に上方修正したものの、冬の降水量が平均以下だったことを認識し、目先の降雨が重要と指摘した。
州別の生産について、ウエスタンオーストラリアが1050万トンになるとし、前年から19.3%の増加、また従来の933万3000トンから引き上げた。ニューサウスウェールズは749万3000トンから795万トン、サウスオーストラリアは436万7000トンから500万トンにそれぞれ上方修正で、ビクトリアも274万トンから325万トンに引き上げた。3州いずれも前年比プラス。しかし、クイーンズランド州の生産は134万5000トンと、前回報告で見越していた141万5000トンから引き下げ、前年の推定前年の140万トンも下回る見通しとなった。
Posted by 直 9/13/16 - 08:45



